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2009.05.17 Sunday | posted by スポンサードリンク
そのときは彼によろしく = 日本
どんなに離れていてもひかれあう強い力──
僕らはそれだけを信じていた。
この世界には、物理学の教科書にも載ってない強い力がひとつある。
市川拓司さんの世界観が大切に表現されていた。
『いま、会いにゆきます』も『たた、君を愛してる』でもそうだけど、セットが丁寧。
ロケーションも、日本にあると思えないくらい、物語によく合っている。
ひとつひとつのインテリアや雑貨にまで、可愛らしさ、温かさを感じる。
長澤まさみは、ドラマで見るよりも映画の方が絶対映える。
今回のヒロイン役も、彼女にピッタリだった。
智史に気づいてもらえないもどかしさ、俯いたときの翳り、くったくない笑顔。
この女優さんは、いろんな表情をクルクル見せてくれる。
私が原作本を読んだときに描いていた、花梨に違和感なかった。
山田孝之は、最近は感情を押し殺したような役柄ばかりだけど、微妙にそれぞれによって違っていて、今回の役も鈍感で静かだけど優しさの溢れる青年を、自然に演じていたと思う。
これも、イメージしていた智史だった。
塚本高史は、この役柄は原作と少し違うと思う。
映画ならではのポジションに、やっぱり上手く重なっていた。
物静かで感情を表面に出さないけど、智史と花梨を一歩先で見守っている佑司。
そして、忘れちゃいけないのが、子役の3人。
普通、子役の場面ってしらけることが多いのに、全然なかった。
見事に大人の3人に繋がるような幼少時代を作ってくれた。
智史の父親役である小日向さんは、原作読んでる時点でこの人しかいないと思っていた。
期待通り。
お互いを思いやる心が、素敵な奇跡を起こす。
最後の「そのときは彼によろしく」のリレー具合がメッチャ好き。
花梨が佑司に、智史の父親が花梨に、ってとこ。
みんなが智史を大事に守ってる、その温かさ。
そういう気持ちが生まれたのは、どちらか一方だけじゃなくて、お互いに相手を大切な存在と受け止めているからこそ。
ファンタジー作品だから非現実的な場面もあるけど、そういう区別は一切感じないくらい現実的なものだった。
視覚的にも聴覚的にも優しい映画。
店に広がる水の音が心地よい。
観ている方の気持ちまで柔らかく、優しくさせてくれる作品だった。
柴咲コウの『Prism』も爽快。
2007.06.02 Saturday
22:23 | posted by
nagisa
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埼玉県警で、公判日を忘れ被告護送せず中止になったとのこと。何をやっているんだというよりも、こんな不思議なこともあるんだなと、逆に感心してしまいました。本日紹介する作
あらすじ幼い頃、親友二人との約束だったアクアプランツの店「トラッシュ」を開店した智史。ある日、店に若い女性が現れ、彼女は自己紹介もなくこの店で働かせてと居ついてしまった。翌日、彼女が人気モデルの森川鈴音だと知る・・・。感想『いま、会いにゆきます』の市
残されたわずかな時間――― その一言を伝えたかった。
□作品オフィシャルサイト 『そのときは彼によろしく』□監督 平川雄一朗 □原作 市川拓司 (「そのときは彼によろしく」小学館刊)□脚本 いずみ吉絋、石井薫 □キャスト 長澤まさみ、山田孝之、塚本高史、国仲涼子、北川景子、黄川田将也、和久井映見、小日向文
新宿の映画館で「そのときは彼によろしく」を見てきました
上京して初めての,スクリーンでの映画.
何だか,地元の映画館に似た雰囲気がありました.
「深く眠ると起きられない」という病気をもつ女性を長澤まさみが演じ,山田孝之演じる主人公や,彼らの昔の出来事と現在
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市川拓司原作の、同名小説を映画化。13年ぶりに再会した3人の幼なじみの、運命と絆の強さを描く物語。
ファンタジックな雰囲気と美しい映像、50年間眠り続けるオニバスの種に込められたエピソードは感動的だった。
リアリティやアイデンティティを求める人には不
期待値: 58% 『いま、会いにゆきます』の市川拓司原作。 長澤まさみ、山田孝之、塚本高史、国仲涼
映画「そのときは彼によろしく」を鑑賞してきました。
「いま、会いにゆきます」の原作者である市川拓司の恋愛小説を映画化した作品です。
"この世界には、物理学の教科書にも載ってない強い力がひとつある”と市川監督は言う、、、。ボクは信じます、この強い力を!
評価:
http://www.sonokare.com/ (そのときは彼によろしく 公
監督:
出演:長澤まさみ 山田孝之
公開:2007年 日本 公式HP
試写会第11弾は、『そのときは彼によろしく』でした♪
応募迷ったんですが、「舞台挨拶ないかな!?」と淡い期待を描きながら応募。
◇原作
人を思う気持ちは,命となる。
2007年。東宝。
平川雄一朗監督。市川拓司原作。
長澤まさみ、山田孝之、塚本高史、小日向文世、国仲涼子、北川景子、和久井映見、その他出演。
クレジットの順番とは異なり、この映画の実質的
ちょっとうたた寝してしまいましたが、夢の中に丹波哲郎(なぜ?)が現れて、「映画鑑賞に戻りなさい」と教えてくれました。
感動度[:ハート:][:ハート:] 2007/06/02公開 (公式サイト)
泣き度[:悲しい:][:悲しい:]
空想度[:きのこグリーン:][:きのこグリーン:][:きのこグリーン:][:きのこグリーン:]
満足度[:星:][:星:][:星:]
【監督】平川雄一朗
【脚本】
原作は『いま、会いにゆきます』の
市川拓司の同名の恋愛小説の映画化。
長澤まさみ、山田孝之、塚本高史の
3人が主人公。
幼馴染の3人。
その3人の13年目の再会、
彼らの友情と恋愛。
別れがおりなす奇跡。
3人には遠山智史(山田孝之)、
トップモデルの
誰よりも好演の花梨のファンの役者さんと、佑司の子供時代の子役さんの素晴らしさを延々と語るのもいいが(笑)、美しく生い茂る水草に、清く透き通った水、アクアプランツに身をゆだねてみるのもいいだろう。
13年─
突然現れた幼なじみの花梨
あなたの未来に、私はいないから・・・
どんなに別れを繰り返しても
あなたに伝えたいことがあった─
どんなに離れていてもひかれあう強い力──
僕らはそれだけを信じていた。
映画「そのときは彼によろしく」についてのレビューをトラックバックで募集しています。 *出演:長澤まさみ、山田孝之、塚本高史、国仲涼子、北川景子、黄川田将也、本田力、和久井映見、小日向文世、他 *監督:平川雄一朗 *原作:市川拓司 感想・評価・批評 等、レビュ
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失礼しました。