あの頃、
僕は世界が溢れるくらい
恋をした。
あの時の君の声
今でも僕は
聞くことができる。
僕は生き残ってしまった
ロミオなんだ。
でも、たとえ今
この腕に君を感じなくても
僕は君を生きていく。
涙ボロボロこぼれてきました。
一気にジワ〜ッとじゃなくて、泣き所がアチラコチラにあった、という感じです。
柴咲さんの役って、ああなんだ。
朔太郎の恋人って関係だけだと思っててん。
なるほどなぁ。
長澤さんも森山君もメッチャ良いよ。
大沢さんと柴咲さんが良いのは分かってるけど、彼らもベテランに負けず劣らずの演技やったね。
完全に“朔太郎”と“亜紀”やったもん。
原作よりええわ。
ハッキリ言って、原作は去年に読んでたんやけど、まず本の帯に書かれてた柴咲さんのコメントを見て買ったんよね。
でも読んで見たけど私は泣けなかった。
感動…というまでのものもなかったと思う。
“ああ、こういう話なんだ”ってなぐらいで。
でも映画は良かった。
目で見ても分かるからかな。
私がジワッときたのはね、朔太郎が体育館で目を閉じてピアノを聴くシーン。
病室の亜紀に婚姻届を持っていくシーン。
それから、写真館で「亜紀のことが忘れられない」と言ったシーン。
あといろいろジ〜ンときたけど、印象的だったのがこの3場面。
柴咲さんと大沢さん目当てで観たけど、長澤さんと森山君が光っていた映画でした。
映画全部観終わった後に聴く、平井堅の『瞳をとじて』は特別なものがある。
これでもまた泣けてきたもん。