完成しなかったピアノ組曲…。
2度と上がらなくなった“恋する花火”…。
地上と天国が出逢うとき、
結ばれなかった恋人たちに、奇跡がおこる。
願いはかなう。
想いは伝わる。
原作をどちらも読んでいたので、ストーリーはだいたい分かってました。
ただ、『天国の本屋』を読んだとき、今までにはないものを感じたのは確か。
まず、文章が横書き。
で、薄くて読みやすいのに、内容は全然薄っぺらくなんかない。
すぐに読めちゃうけど、一瞬で独特の世界に引き込まれる感じ。
この本がきっかけで、いろいろと単行本を買って本を読むようになったし。
さて、映画の話。
竹内結子の二役は当たりまくり。
良かったよ。
そして玉山鉄二もいつも演じる役より全然良い。
ヤマキ役の原田さんは言うまでもないし、配役全てがハマッてる。
原作の2種類のストーリーを1つにまとめてるけど、無理を感じさせない。
翔子と健太のシーンはほのぼのしてて好き。
特に、『永遠』を弾いてるときとか。
メロディもキレイでね。
最後の花火のシーンはジワ〜ッときた。
最初に泣けてきたのが、瀧本さんの家に浴衣姿で乗り込んで、2人で言い合うシーン。
“恋する花火”良いわ〜。
本を読んだだけだとさ、自分なりのイメージで完結してまうやん。
映像として見たら、こんなにキレイなシーンやったんかって、改めて感動した。
花火とピアノとそれを見てる2人を引いて撮ってるシーン、あれはキレイよホンマ。
一足先に花火が見れて得した気分。
前売り券を朝に買って観たので、1,300円でした。
しかもパンフが文庫本サイズで500円。
そしてミュージックDVDも購入した。
予告編観まくってます。
ユーミンの『永遠が見える日』も聴きまくってます。