狂おしい愛にその身は焼き尽くされる――
そして押されたのは愛の刻印
イ・ウンジュの遺作。
彼女はいつ見ても素敵な女優。
他の女優にはないオーラが絶対にあった。
存在自体がとても印象に残る。
初めて彼女を見たときも、
「あの女優さん、なんて名前なんだろう?」
って、知りたくなるくらいに。
話の内容としては、韓国独特の謎めいたサスペンス。
いつもグルグルと渦巻いてるような、なんともいえない後味。
終盤に差し掛かった、車のトランク内のシーン。
正直、気持ち悪かった。
特に発見されたときのギフンが…。
イ・ウンジュはスタイルごっつ良くて羨ましかった。
彼女の自殺の一因ともされるシーンでは、そんなに言われるほどの露出はなかったと思う。
女の私から見ても。
原因がなんであれ、彼女の自殺は本当にもったいない。
意思の強い目と、凛とした佇まい、それに加えてあの容姿。
そして一番大事な演技力。
どれも素敵だった。
彼女のことは、ずっと忘れません。